はじめに(AEで文字を自由自在に動かしたい!)
今回はAfter Effect CC にて、文字をパスの上に沿って動かす方法について、紹介したいと思います。パターンはいくつかありますが、いったん慣れてしまえば、どんなパターンにも対応できるので、慣れてしまいましょう。おおざっぱな手順としてはこんな感じです。
①パスを作成する
②テキストをパス上に沿わせる
③テキストを動かす
テキストレイヤーにパスを作成する
コンポジションを作成したら、「レイヤー」→「新規」→「テキスト」で、新規テキストレイヤーを作成します。そしてテキストレイヤーに少し長い文章を入力します。(後ほどちゃんとテキストがパス上に沿っているということが分かるようにするため)
今度はテキストを沿わせるためのパスを作成します。先ほど作成したテキストレイヤーを選択した状態で、左上にあるツールバーの中にある「シェイプツール」から「楕円形ツール」を選択します。(楕円形ツールが見当たらないときは、シェイプツールの部分を長押しすると選択できるようになります。)
そして、画面の中に円を書くと、マスクパスが作成され(Shiftを押しながらドラッグで、円になります。)文字の一部がマスクによって隠れます。
テキストをパス上に沿わせる
テキストレイヤーの「パスのオプション」を開いて、「パス」の右の「なし」となっている部分をクリックして、「マスク1」に変更します。
そうすると「パスのオプション」に下のプロパティが追加され、パス上に文字が並ぶようになります。
テキストを動かす
ここまでくればあとは、キーフレームを調節して文字を動かすだけです。方法は色々ありますが、一番簡単なのは、「最初のマージン」にキーフレームを打って動かすことなので、試してみてください。
さいごに
今回はAfter Effectで、文字をパスの上に沿って動かす方法を紹介しました。
もし、アフターエフェクトの勉強中であれば、最初は本を1冊買って勉強をすることをオススメします。良ければオススメの本も紹介しているので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。