【AfterEffects初心者】調整レイヤーでエフェクトをまとめてかける。作成方法とプリコンポーズも解説|Beggie

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はじめに(AEの調整レイヤーとは?)

「調整レイヤー」とは、調整レイヤー上で作成した同じエフェクトを、調整レイヤーより下のレイヤーにあるレイヤーにかけることができるという機能です。使い方によっては、大幅に作業時間を短縮することができる便利なレイヤーです。

調整レイヤーの作成方法

作成方法は簡単で、「レイヤー」→「新規」→「調整レイヤー」で作成できます。

エフェクトを途中まで効かせたい場合はプリコンポーズ

上記にて、調整レイヤーを使って、調整レイヤーより下のレイヤーにエフェクトをかける方法を学びました。でも、時によっては下までではなく、途中の一部分のレイヤーにエフェクトをかけたいと思うこともあると思います。その場合は、「プリコンポーズ」という機能を使いましょう。「プリコンポーズ」とは、コンポジションを書き出す前の編集時点で、いくつかのレイヤーだけ指定して先に書き出して、1つの素材として使えるようにする機能のことです。

レイヤーを複数選択し、右クリック→「プリコンポーズ」です。(この時にソース名の列以外を右クリックしてもパネルは出てこないので、注意です。)

するとこのパネルが出てきますが、「OK」で大丈夫です。

そうすると、先ほど選択したレイヤーが一つにまとめられ、プリコンポーズされるので、このレイヤーにエフェクトをかけるという流れです。

さいごに

調整レイヤーとプリコンポジションを理解すれば、今までの繰り返しの作業だったものを短縮することが可能です。ただ、コンポジションの中身が多少複雑になるので、慣れてうまく使いこなせるようになりましょう。

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