はじめに
イラレには、ぼかしの表現として2パターン(境界線をぼかす・画像全体をぼかす)やり方があります。この2つの方法について説明します。この元画像を使ってそれぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。
←元画像
境界線をぼかす(スタイライズ→ぼかし)
まずは境界線をぼかす方法から。これはパスの部分の端っこからぼかしていくイメージなので、今回で言えば、黄色い円の枠部分とテキストの枠部分の端がぼかしの対象です。
「効果」→「スタイライズ」→「ぼかし」でぼかし効果を追加します。
すると、ぼかしの半径を聞かれます。これは境界線(パス)からぼかしをかける距離ですので、好きな数字を入力し、「OK」を押します。
すると、次の画像のように、ぼかし効果が追加されているのが分かります。
画像全体をぼかす(Photoshop効果)
次に、境界線をぼかすのではなく、画像を全体的にぼかす方法もあるので紹介します。先ほどとは違って全体的にフィルターを通したような感じになりますので、こちらの方が使うシーンは多いかもしれないですね。
「効果」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で画像の内側全体をぼかすことができます。
同じくぼかしの半径を聞かれるので、ここで好みに合わせてぼかしの強度を指定します。
すると、スタイライズで境界線をぼかすのとは違い、画像全体をぼかすことができました。
他にも「ぼかし(放射状)」では、画像を中心点から放射状にぼかすことが、「ぼかし(詳細)」では、画像の輪郭を検出し、輪郭部分以外をぼかすことができますので試してみてください。
さいごに
ぼかし効果の2つの表現を紹介しましたが、イメージ合っていましたでしょうか?
イラレの勉強をはじめる時は教科書となる本を1冊買って、練習や辞書として使うのが効率いいかなと思っています。私自身も本を使って勉強していました。もしよければこちらの記事も参考にしてみて下さい。
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